Motivation
error_reporting とは PHP のエラーレベルを取得(もしくは設定)する関数だったりディレクティブなわけですが、設定する値は整数値(ビットマスク)となっています。
なので、例えば現在の error_reporting
の設定を覗いてみると
$ php -r "echo error_reporting() . PHP_EOL;" 22519
という結果が返ってきます。この 22519 って何だよ って経験ありませんか。
プロ PHPer なら一目見ただけでどのフラグが有効になっているかがわかるかもしれませんが、 にわか PHPer の私にとっては
「えっと、PHP 5.4 の E_ALL は 32767 だから、現在の値を引くと 10248 だから… まずは 8192 があるだろ?そのあとは 4096 … じゃないな。 2048 …」
みたいな少しずつ少しずつ足りないやつとか探していって最終的に判明するという感じです。
また、PHP の エラーレベル定数 は PHP のバージョンによって違っており 、
特に E_ALL
の値がバージョン毎に増えていったり E_STRICT
を含むか含まないか、みたいなのがあってやはり私には難しい。
頻繁にチェックする項目ではないので一度設定すれば終わりなんですが、いざパッと出会ってしまうと困ることが多いです。
Solution
そんなわけで Peflagger を作りました。
使い方は簡単で、調べたい error_reporting
の値を入力するだけで、その値に含まれている PHP エラーレベルが表示されます。
PHP のバージョンや、説明文の言語も一部選択可能にしています。便利!!
Conclusion
一発ネタ捨てアプリをがりがり高速に、しかもそれっぽい UI を提供できるので Vue.js 便利というお話でした