概要(3行で)
- 上顎の側切歯の神経が壊死。根幹治療を始める
- 治療開始一週間はほぼ眠れないぐらい痛い。痛み止めもなかなか効かん
- 一週間経過してようやく落ちついた。完治は未だで、様子見中
詳細(時系列)
2024年2月2日 違和感を覚え始める
なんか歯茎に違和感。押すと痛い。とはいえまあ押さなければ大丈夫ということで様子見。
2024年2月4日 何もしていなくても痛くなる
痛み止めを飲めば収まる程度ではあるものの、さすがにきつくなってきたので翌日歯医者行くことに決定。
その日の夜は「アルコール摂取して痛み柔らげるべ!!」って飲み始めたところ、寝る前にめちゃくちゃ痛くなりました。
2024年2月5日 歯の神経が死んでいたことが発覚 → 根管治療開始
ここで歯の神経が死んでいたことが発覚。
- 歯の神経が何らかの原因で切断された
- 原因としては虫歯がよくあるとのことだが、今回は 何か強い衝撃を受けたことで切断された らしい。全然身に覚えがない
- 栄養が届かなくなった神経が壊死。バイ菌的なものが歯茎のところに到達
- 歯茎内部がなんやかんやあってひどいことになり、痛みが発生 ← 今ここ
ということで、これに対応するための根管治療が始まりました。
治療の様子はこのサイトの絵がすごいわかりやすかったです。
nishioji-oike.daieikai.or.jp
歯に穴をあけ、そこにファイル(テーマー) という器具をつっこんで汚れをごりごり落とす。神経は死んでいるので痛みは無いものの、めちゃくちゃ怖かった。つらい。痛くなくても正直泣きそうだった。
ひとまずその日の治療は終え、仮蓋ののち帰宅。その後ずっと痛みが収まらず仕事を休んで就寝。痛み止めもあまり効かなくてつらかった。
ちなみにこの状態でアルコールを摂取すると炎症が酷くなるらしいです。昨晩の痛みはそれか。
2024年2月6日 峠は越したかのように思えた
これは気のせいで、このあと使用間隔ギリギリでイブクイックを摂取してなんとか痛みが柔らぐ程度。何をしていなくても痛い。
歯そのものではなく歯茎全体が痛む。なんか舌の付け根も痛いし。もう無理。
2024年2月7日 痛くても食欲が出ないなんてことはなく
治療中の歯自体は勿論、その周辺の歯を使うだけでも痛いので、ここから数日はおかゆとかスープ的なもの、ゼリーみたいなもので凌ぐ生活を送りました。
途中ヤケになってうどん食ったりもしましたが、そのあとまた悪化したのでよくない動きだったんだと思います。
ここから6日間はずっとこんな感じ。
2024年2月10日 2回目の治療
仮蓋を外し、歯の中を掃除して再び仮蓋。
歯医者「歯の中身はもう綺麗だから、あとは免疫力次第だね」
となり様子見。ただ依然として痛む。夜中も寝れない。眠い。痛い。
2024年2月12日 上顎洞炎を疑って耳鼻科へ
「歯に何も無いんだったら鼻」はよく聞く話だったので耳鼻科へ。
結果としては「歯(歯茎)に痛みの出るようなものは無い」とのことでした。レントゲンも取ったので確からしい。
2024年2月13日 突如、歯茎にドデカ腫れが発生
症状的にはフィステルと似ていた。正直笑えるぐらいデカくて写真撮ろうかと思ったぐらい。でも気づいたら潰れていた。痛みはない。
ただ、この腫れが出てきたあとから急激に痛みが柔らいでいった。
2024年2月14日 3回目の治療
腫れの話を歯医者さんに聞いてみたところ
- 歯茎になんかいろいろダメなものが溜まっている状態
- 根管治療によって歯の中が綺麗になった
- その結果、免疫力が高まって歯茎の中に溜まっていた膿的なものが外に出ようとする
- しかし膿のある場所から(歯茎の)外まではかなり分厚いので、ぱっと外に出れない
- 出れないけど圧力は高まり続ける
- 数日後(2月13日)、ついに解放。フィステルとして顕現
- 圧力が弱まったことで痛みが軽減
ということらしい。正確ではないかもしれませんが、イメージそんな感じなのかーぐらいで大丈夫です。
この日も歯の中の掃除→仮蓋再設置で終了。
2024年2月15日 眠れて幸せを感じる
やっぱ睡眠って大事だよ……
2024年2月16日 何もしなくても痛い、からは脱却したが
歯茎の腫れは依然としてあり、しかもそこそこでかいので
- 口が大きく開けない(歯茎の腫れに引っ掛かってしまう)
- 唇の上から押すと痛い(洗顔や髭剃りの時に干渉するだけで痛い)
これらの所作で気を遣うことが多くなった。地味にめんどい。
2024年2月20日 4回目の治療
まだ歯茎に腫れが残っているため、完全に綺麗になっていない可能性も考えて仮蓋のまま過ごすことに。
痛みはもうほとんど無いけれど、しかし再発するのもつらいので致し方無し。
2週間後にまた来てね、ということで次回は3月4日。
はやくがっつり噛みたいよぉ……
2024年2月21日 押してもほとんど痛くなくなった
2月16日の頃と比べて「押してもほぼ痛くない」「口も大きく開けられる」という状態まで回復。嬉しい。
2024年2月26日 そして今日
痛みはなく、思いきり物を噛めないこと以外は元気です。
そんなわけで
「誰かの参考になれば」という前向きな動機ではなく、ただただつらかったということを書き連ねることで心を落ち着かせたかったので書きました。
もしこれを読んでいる人が根管治療をして、「なんかめっちゃ歯痛いんだが!?」ってなったら思い出してください。そうです。痛いです。
おまけ(助かったもの)
- inゼリー(10秒チャージ的なやつ)
- 液体ハミガキ
- 治療中の歯周辺にブラシが当たるのもつらかったけど、とはいえそのままにするのもアレなので、そういう時に非常に助かりました
- 冷やすもの
- 痛くなったらとにかく冷やす。収まらないけど気は安らぐ。冷やしすぎない程度に1時間ぐらい冷やし続けたらなんとかなります