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今時の Kinect (Xtion PRO LIVE) 開発環境 on OS X Mountain Lion の構築手順を載せます

ほぼ一年前、こういうのを書きました

Tython 開発環境構築 with Homebrew on OS X Lion - 質のないDiary H

この頃から「OpenNI も homebrew でできればなー」と思いながらも
結局乗せられず、しばらくは↑のやりかたでがんばっておりました。
しかし4ヶ月前、とうとうやってくれた方が居ました。

OpenNIをHomebrewでインストール | totakke website

というわけでやってみます。みました。

前提条件

条件っていうか俺の環境です。

OpenNI/Sensor/NITE インストール

基本的には openni-formula/README.md at master · totakke/openni-formula · GitHub で問題ないと思います。

  • README にも書いているが、Xtion PRO Live 使ってるか Kinect 使ってるかで sensor.rb か sensor-kinect.rb が変わるので注意。
  • これまた README にも書いているが、途中途中で niReg とか実行する必要あり
    • しなくてもよくなったかも!!
    • 俺のように homebrew の場所変えてると少し変わってくるので注意
    • 各 install 終了時に、homebrew の場所にあったコマンドがちゃんと表示されます
$ brew install libusb --universal
$ export NIFORMULA="https://raw.github.com/totakke/openni-formula/master"
$ brew install ${NIFORMULA}/openni.rb --devel
$ brew install ${NIFORMULA}/sensor-kinect.rb --devel
$ brew install ${NIFORMULA}/nite.rb --devel

niReg など含めた完全版はこちら → https://gist.github.com/3675309

Sample を動かしてみよう

今回は OpenNI の開発版 (1.5.4) がインストールされたので サンプルプログラムは

$HOME/.homebrew/Cellar/openni/unstable-1.5.4.0/sample/Bin/x64-Release

にありました。
簡単に実行確認できるのは Sample-NiUserTracker ですかね。
oni ファイルさえあれば、身近に Kinect や Xtion が無くても
とりあえずインストール成功したか確認できるので便利。

$ ./Sample-NiUserTracker
$ ./Sample-NiUserTracker skeletonrec.oni

oni サンプルファイルである skeletonrec.oni は以下の手順でダウンロードできます。

  1. http://openni.org/Downloads/OpenNIModules.aspx にアクセス
  2. 「Oni files」→「Stable」→「SkeletonRec.oni」→「Download」

まとめ

niReg も brew install でよしなにやってほしいんだけど、
OpenNI のソースコード内で "/var/lib/ni にあるぜ"とかハードコンディグされてたりして悲しい。
inreplace でそこらへんまでケアしてあげれば全て .homebrew に閉じ込められるかも?

追記:できるようになったかもしれません→ http://gongo.hatenablog.com/entry/2012/09/09/165008

そんなわで、最近全然 Kinect 触ってなかったので、久しぶりに何か作ってみようか